【 新居浜の 技術が集まり 揃い踏み 】

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会長 柳原 直仁

 平成19年度新居浜機械産業協同組合青年部会長をご指名いただきました有限会社柳原鉄工所の柳原直仁です。
青年部の通常総会におきましては、会員の皆様のご協力とご理解に依りまして無事議案審議を終えることができお陰を持ちまして全議案可決いただきました。ありがとうございました。
さて、いよいよ本年度の各事業に取り組むわけですが我が青年部も早いもので、平成元年に結成されて今年で十八年目となります。この間、諸先輩方の大変熱心なご努力とご尽力に依りまして今では県内最大級の組織と言って過言でない団体であると思います。
そして永年の実績と技術に培われた伝統的生産基盤を基にした青年部会員が手がける事業は、薄板板金から重量構造物に係わる各種製造品を初めとして、計装、鋳造、大小の機械加工品等の他梱包まで広範囲に亘っておりまして、言わば多様なユーザーニーズに応えることができる鉄鋼の「ものづくり」総合メーカー集団であると自負いたしております。このような会員の皆様と事業を共に取り組む中で重点にしなければならないことは、全員参加型の体制をしっかりと念頭に置き会員相互の連帯・連携の強化に取り組むこと。このため、これまで取り組んできたイベントや研修会、研修旅行等の事業を積極的に推進していくことが必要であると考えます。景気は、少しずつ回復しているものの業種別では、まだまだ格差はあると思われます。特に、四国地方では格差が激しいのではと考えます。よく経済は生き物だと言われますが、何事にも備えが必要であると思います。この景気にただ単に乗っかるのではなくしっかりとした目標の下に会員の一致団結でもって強い絆を形成し、やがてくる激動を視野に十分地力の上乗せができる取り組みをしたいと思います。
青年部の会員は、発足以来の諸先輩方の新規会員の開拓を進めてきたご努力に依りまして三十六名と最も充実しております。私は、このような青年部があるのは、これまで大変熱心に事業推進のためご尽力されました諸先輩方の皆さんの取り組まれた事業が実ったものであり、会員の努力と団結力により築かれたものであると考えております。
私は、このような諸先輩方の思いを受け継ぎまして、一層の磨きを掛けるよう努力する所存でございます。
このため今年度の目標と致しましては、一つには会員相互の融和と親睦行事を推進いたします。二つ目と致しまして、会員の拡大に取り組みます。三つ目と致しまして、全員参加型の研修事業の実施の三点を掲げたいと思います。皆様方のご協力をよろしくお願い申し上げます。

新居浜機械産業協同組合 青年部
平成19年度

  • 会長 柳原 直仁
  • 副会長 弘曽我部優