【 新居浜の 技術が集まり 揃い踏み 】

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第69回 全国労働衛生週間(平成30年10月1日~7日)

1,開催日時  平成30年10月2日(火)   午前9時15分集合 (出発 9時30分)
2,開催場所  新居浜ものづくり産業振興センター
3,参 加 者  組合役員10名、青年部4名、事務局1名
新居浜労働基準監督署 安全衛生課 労働基準監督官 濱田祐輔
4,パトロール事業所  27社

<反省会>

第1班 班長 (山内 秀樹 理事)
・全体的に各社とも整理整頓が出来ていた。
・当班は、10社のパトロールを実施したが、中でも食堂などの衛生管理について注意深く観察した。10社の内7社は清潔で衛生的に管理されており、人手不足が深刻化する中、こういった場所にも気を配って対応していることが伺えた。3社については設備が古いこともあるが、改善の余地があるように感じた。
・その他、溶接マスク等の着用も全社が行っていた。さらに照明がLEDに変更している企業が多く見受けられ、工場内が明るくなったように感じた。

第2班 班長(太田 学 理事)
・当班は8社のパトロールを実施したが、各社とも精一杯の事はやっており、労働衛生に対する考え方もしっかりしている。
・食堂は、各社の差はあるものの、最低ラインはキープできている。
・ここ30年パトロールを継続して行ってきたが、組合員の意識も高まってきた中での結果と感じる。本当に組合員は頑張っている。

第3班 班長(興梠 安 理事)
・当班は9社のパトロールを実施したが、職員が誰も居ないところもあった。メンテナンスや工事主体の組合員は、そういったこともあろう。それぞれの企業に特色があり、これもよしとすべきであろう。
・食堂は若干の差は否めないが、各社とも工夫していることが良く分かった。
・台風24号の被害にあった企業が2社あった。
・照明器具をLEDに変更したり、明かり取りを工夫する等、職場環境の改善に努力していることが伺えた。
・帰着時間の管理を容易にするために、出来たら遠い組合員からはじめ、戻ってくるような工程にしてほしい。

(青年部からの感想)
金田祐司会長
・老朽化した設備については、メンテナンスを行いながら使っており、安全に管理されている。
・新しい設備も多く見受けられ、生産工程の合理化及び生産性の向上が図られている。
・職場環境を改善するために各社工夫していることが感じられた。

神野宏文研修委員長
・照明については多くの企業がLEDを取り入れており、作業現場は明るくなっている。
・アーク溶接における眼鏡の着用は当たり前に出来ている。隣の作業場の環境を守るために遮光壁を設けている企業もあり、職場環境の改善意欲が見られた。
・整理整頓、ポスター掲示などもちゃんと出来いる。さらに、組合以外のポスターも掲示しており労働衛生の意識の高さが伺えた。

新居浜労働基準監督署 労働基準監督官 濱田祐輔
・食堂、ロッカーなど衛生状態は良好に保たれている。
・分煙場所を設けている企業もあり、労働衛生に対する意識の高さが伺えた。
・アーク溶接のマスクやメガネは殆どの企業が出来ていたが、1社だけマスクをしていない作業員がいたことから、着用のお願をした。
・マスクの交換時期については、本人に任せている企業が多いが、出来たら着用時間を記録した台帳を作成した上で管理することが望ましい。
・シンナーを使っている事業所が多かったが、600mmg/日以上の事業所は健康診断が義務付けられている。そういった意味でも厳格な管理をお願いしたい。

萩尾理事長の総括
全般的に労働衛生の推進及び管理は、日々前進していることが感じられた。そういった意味でも、組合設立以来続けているパトロールの実施は大変意義深い。私が訪問した各社は、仕事量も豊富で順調に操業を続けており、組合としても定着した事業を確実に実施して行くことと致したい。


第91回 全国安全週間(平成30年7月1日~7日)

1,開催日時  平成30年 7月 3日(火) 午前9時15分集合 (出発 9時30分)
2,開催場所  新居浜ものづくり産業振興センター
3,参 加 者  組合役員16名、事務局1名
新居浜労働基準監督署 安全衛生課長 小野尚生
4,パトロール事業所  27社

<反省会>

第1班 興梠班長途中退席のため近藤正仁理事
・パトロールを行った9社全てが整理整頓されており、きれいな工場に感動した。
・設備についても、良い設備が導入されている企業が多く見受けられ、組合員企業の力強さを感じた。

第2班 班長(太田 学 理事)
・工場は全体的に綺麗で、安全意識の高さを感じた。
・機械もそれなりの物が入っており、効率的に仕事が進んでいるように思える。
・ただ、訪問した企業の中で、工場を勝手に見てくれといった会社があり、パトロールを受ける企業の姿勢として疑問を感じた。

第3班 班長(伊藤 公一 理事)
・パトロールを行った9社のほとんどは整理整頓が出来ており、綺麗であった。
・ポスターや標語もちゃんと貼られており、安全意識の高さを感じた。
・ただ中には、仕事が忙しいことが要因かと思うが、材料がルーズに置かれている企業が見受けられた。

(青年部からの感想)
金田 祐司 会長
・全体的に会社の中が明るいと感じた。
・工場内は、効率的に製作が行えるようレイアウトなどが工夫されており感心した。
・暑い季節に入る中で、タイムリーに熱中症のポスターが貼られており、作業者の健康に気を使っていることがうかがえる。
・工場内に表示されている連絡表等を見ると、会社全体から個々への喚起へと変わって来ており、安全周知のステージが上がって来ていると感じた。
神野 宏文 研修委員長
・作業場に合わせた表示が出来ていた。
・防塵マスクもちゃんと着用されていた。
・入口に禁止行為の表示をしていた会社があり、良いアイデアと思った。
・9社とも安全意識の高い会社である。

萩尾理事長から総合的な意見
・パトロールのために片付けたというより、日頃から片づけができているように感じた。
・パトロールを行った9社は、非常に忙しく工場が動いており、たくましく感じた。本日の発表を聞いていても、概ね順調に組合員は操業していると感じる。
・安全面もステップアップしてきているように思える。こえからは個々の従業員の健康面やけがに注意して会社運営に努めてほしい。

新居浜労働基準監督署 小野安全衛生課長
・週間の主旨を十分理解いただき、パトロールが実施されていると感じた。
・9社のうち何社か安全面で指摘をさせてもらった。早めに改善をお願いしたい。
・一点お願いしたい事がある。クレーンの外れ止めのバネが緩んでいる企業が見受けられた。安全装置なので有効な状態にして使うようお願いしたい。
・働き方改革の関係で何点かパンフレットをお配りした。特に第13次労働災害防止計画(2018年度~2022年度)に目をとおしていただければ、概要が分かるので、宜しくお願いしたい。