組合が発足して約1年半が経過しますが、ふり返ってみると、昨年度は組合運営の方向付け、組合として取り組む課題のとりまとめ等々、次年度に向けての対応の準備期間というものでした。

今年度は、前年度の検討課題を実施に移す方針で、既に具体的に取り組んでいる事業もあります。

このような経過の中で、組合という「住い」にも、また組合員相互に少しは「なじみ」ができ組合の輪郭ができつつある感じがしますが、今後はこれの肉付けを行い組合員各位のご期待に副える組合づくりに努力を傾注する所存です。

青年部が今年7月に発足し、今年度の事業の１つとして開放を発行する計画でありますので、青年部と協議の結果、合同発行の運びとなりました。

「飛翔」の意味はいろいろあるようですが、鳥が羽を大きく広げてはばたくように業界の発展と、今後とも国際化、融合化、ソフト化、技術革新、情報化等等の構造的経営環境がますます進展する中で、青年部の会員各位が、次代をしっかりと背負ってくれる経営者に育ってくれることの願をこめています。会報発行は、はじめての試みであり内容、編集方法等々につたない点はご容赦願います。今後工夫、改善して充実をはかりたいと思います。尚、バラエティーに富んだ紙面にするために、組合員の皆さんよりの投稿をお願いします。

甚だ簡単ですが、会報発行に当たりご挨拶を申し上げます。

平成元年１１月１０日　「飛翔」創刊号発行に際して