【 新居浜の 技術が集まり 揃い踏み 】

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この度、平成25年度の組合総会に於きまして、全組合員の皆様方から指名推薦にて組合活動の負託を任ぜられました新役員16名の代表として理事長に選出されました曽我部でございます。

ますは、4期8年に亘り理事長として力を発揮戴きご活躍されました大石理事長様本当にご苦労様でした。振り返ってみますと、この8年間は随分いろいろな事があり大変な時期で、特に組合の懸案項目でありました「ものづくり人材育成センター」の設立、立ち上げには大変なご努力をされ、この施設を無事立ちあげられ開所の運びとなりました事は、偏に大石理事長様の卓越した見識とリーダーシップがあってこそ可能な事業だったと思います。

この偉大な先輩からバトンを託されました私は、まだまだ未熟者で組合歴代6代目の理事長と言う職責をお受けすることは非常に不安があり、戸惑っておりますが、ご推挙戴き受けました以上は誠心誠意組合運営に取り組んで参りたいと存じますので組合員皆様のご協力を宜しくお願い致します。

さて、当組合は昭和63年に各住友企業系列の3組合が協業という崇高な理念のもと大同団結し設立された以降、この25年間バブルの崩壊、円高、デフレ、リーマンショック等による経済的な機器が何度もあり、特に円高による大手企業の海外への移転、経済のグローバル化に伴う海外生産の増加など、我々の業界だけでなくあらゆる産業が、こういった危機に直面せざるを得ない時代背景となり、このような激動の時期77社の組合員の皆様の理解と協力のもと、組合が今日まで継続して運営出来ました事は、本当に素晴らしい事だと思います。

今日の複雑多様化した、これからの経営にとり大事なことは、自社の実力を上げてゆくこと、情報を収集し、決断と実行を迅速に行う事、企業間の連携を強くしグループ力強化する事にあると思います。今後益々経営が困難な時代になってゆくと思われますが、先ずは一つ一つの企業が自信を持って元気に活動してゆく事が、組合のみならず新居浜市の経済にとっても大事なことだと思います。

私も微力ではございますが、組合活動を通じて組合員企業が元気の出るように頑張って参る所存でございますので、組合員皆様に於かれましては、より一層のご指導、御協力をお願い申し上げまして、簡単ではございますが就任のご挨拶とさせて頂きます。