【 新居浜の 技術が集まり 揃い踏み 】

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新居浜機械産業協同組合

理事長  小野 雄史

この度、令和3年度の組合総会において、新理事18名の代表として理事長に選出されました小野でございます。
2期4年に亘り理事長として30周年記念行事や組合改革に力を注がれた萩尾前理事長様、本当にご苦労様でした。振り返ってみますと、30周年記念行事の一環として組合の総力を挙げ製作に取り組みましたマイントピア別子の観光列車別子1号では、オープニング3日後に脱線事故が発生しましたが、その時の最高責任者としての心境は推して知るべしです。多くの方たちの協力を得、1か月という短期間で復旧できたのも、萩尾前理事長の人徳があってのことだと思っています。この経験を通して組合の結束力、絆がより一層深まったことは、組合の大きな財産になったと思っています。
大きな実績を残された萩尾前理事長からバトンを託されました私としては、組合歴代8代目の理事長の職責をお受けすることは非常に不安がありますが、お引き受けした以上は誠心誠意組合運営に取り組んで参りたいと思いますので、組合員様におかれましては、ご協力頂きますよう宜しくお願い致します。

さて、新型コロナウイルスの影響により我々業界は大きな影響を受けておりますが、過去にはリーマンショック、ITバブル崩壊、円高ショックなど一寸先は闇と言いましょうか、今後も予測できない様々な危機が発生してくるのは間違いないと思います。こういった危機を多くの組合員が乗り越えてきたわけですが、組合員皆様の経営力の強さは言うまでもありませんが、組合員間の情報交流や相互扶助、組合の行政に対する要望等々、組合の後方支援も少なからず役立ってきたものと思っています。

今日の経営環境は、様々な物がデジタル化により加速度的に変化しております。組合としては、こういった変化を行政の支援なども得て、皆様にリアルタイムにお届けしたいと思っています。とはいえ、これまでの最も機能した親睦事業についても機会を増やし、皆様の経営の一助となるよう尽力して参ります。

組合員皆様におかれましては、より一層のご指導、御協力をお願い申し上げまして、簡単ではございますが就任のご挨拶とさせて頂きます。